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[米国ニューヨーク州 - 2022年6月23日(現地時間)発] 世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであるキンドリル(NYSE:KD)は本日、世界中の企業にマネージドクラウドソリューションを提供してお客様のクラウドジャーニーの加速を支援するため、オラクルとのパートナーシップを発表しました。

この一環として、キンドリルはOracle Cloud Infrastructure(OCI)の主要なデリバリーパートナーとなり、オラクルの製品やサービスを利用するお客様との協力や支援をしてきた豊富な経験をさらに発展させます。OCIを利用することにより、お客様はクラス最高のセキュリティ機能、一貫して高いパフォーマンス、シンプルで予測可能な料金体系、企業ワークロードの迅速かつ効率的なクラウド移行に必要なツールや専門知識、といったメリットを享受できます。さらに、キンドリルはOracle PartnerNetwork(OPN)への参加を生かして、世界規模のクラウドサービスを提供できるケイパビリティーをネットワーク全体に拡大していきます。

キンドリルは、オラクルのテクノロジーを活用して、アプリケーションやデータベースのモダナイズとクラウド移行を支援する幅広い新たなサービスを提供する計画です。これらのソリューションは、キンドリルのアドバイザリーと実装サービスによってサポートされ、クラウド利用によるIT変革プロジェクトの実現を支援する世界で数千人の経験豊富なコンサルタントによって支えられます。

また、キンドリルはデータのモダナイゼーションとガバナンス、AIを活用した業種向けイノベーション、サイバーセキュリティとレジリエンシー、ミッションクリティカルなワークロードのクラウド移行の分野におけるカスタマーソリューションも提供する考えです。

さらに、キンドリルは、お客様のデータベースの統合、管理コストの削減、稼働率の向上を支援するために、ITインフラストラクチャーサービスによるOracle Cloud@CustomerおよびOracle Exadataオファリングのサポートも予定しています。キンドリルは、オラクルソフトウェアの認定リセラーとして、そのマネージドサービスに関する専門知識を生かしながら、包括的な一括したソリューションを提供します。

キンドリルのグローバルアライアンス&パートナーシップのリーダーであるステファン・レナード(Stephen Leonard)は次のように述べています。「オラクルとのコラボレーションが拡大することを喜ばしく思います。私たちは、お客様のクラウドジャーニーの加速と完遂に向けてアプリケーションやワークロードのモダナイズを支援していきます。キンドリルのマネージドサービスとOracle Cloud Infrastructureの組み合わせは、企業がミッションクリティカルなIT運用のクラウド移行、構築、実行を、自信を持って進めるための汎用的かつ効率的な基盤を提供します」

オラクルの戦略的パートナーシップ担当シニアバイスプレジデントであるダグ・スミス(Doug Smith)氏は次のように述べています。「企業は、基幹業務の継続性を維持しながら業務のモダナイゼーションを早急に進めなければならないという重圧を感じています。キンドリルの専門知識とOracle Cloud Infrastructureの組み合わせは、そうした企業に最新の技術革新を活用して望ましいビジネス成果を実現する力を与えます。このパートナーシップを通じて範囲を拡大し、世界中でより多くのお客様の重要なワークロードのクラウド移行を支援してまいります」

キンドリルは、多くの大企業の各種パブリッククラウドプラットフォームやオンプレミスでのオラクルソリューションの管理において幅広い経験があり、世界中のFortune 100企業の膨大な顧客基盤に対し、オラクルソリューションとオラクル以外のワークロードを網羅した総合的なアプローチを提供しています。鉱業会社であるCanadian Malarticもそうしたお客様の1つで、OCI向けJD Edwardsアプリケーション環境の安全かつ効果的なモダナイゼーションをはじめ、同社のオラクルマネージドサービスに対するニーズへの対応を支援した実績があります。

キンドリルは、パートナーシップの支えとなるOCIに関する専門知識とスキルを高めるために、グローバルコンピテンシーセンターを設立し、キンドリルのマネージドサービスチームメンバーのOracle Cloud認定取得を推進するためのリソースを投入しています。

キンドリルは、53カ国でOracle PartnerNetworkに登録されており、真のグローバルサービスデリバリーを提供することができます。オラクルパートナーとして、クラウド向けアプリケーションやデータベースのモダナイズを支援する業界横断型サービスに重点的に取り組むことになります。サービスの主な重点領域は次のとおりです。

·        レジリエンシーおよびディザスター・リカバリーオプション。Oracle Zero Data Loss Recovery ApplianceやOracle Cloud Infrastructure向けのセキュリティサービスなど。

·        オラクルデータセンターのリーチを生かしながら、オラクルのRoving Edge Infrastructureとキンドリルのマネージドサービスを利用したネットワークおよびエッジコンピューティングのケイパビリティー

·        キンドリルのIT特化型AIによって可能になるデータアナリティクスサービス

·        高度なデータベース統合とオンプレミスERPソフトウェアのOCI移行

キンドリルとオラクルのパートナーシップの詳細は、https://www.kyndryl.com/jp/ja/about-us/alliancesをご覧ください。

キンドリル(Kyndryl Holdings, Inc.)について
キンドリル(NY証取:KD)は、世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであり、世界中の企業が日々の業務で利用する、複雑かつミッションクリティカルな情報システムを設計、構築、管理、モダナイズしています。キンドリルは、世界で約9万人のプロフェッショナルを擁し、60カ国以上でフォーチュン100の75%に相当する企業を含む4,000社超のお客様にサービスを提供しています。詳細については、www.kyndryl.comをご覧ください。

Oracle PartnerNetworkについて
Oracle PartnerNetwork(OPN)は、パートナー企業がクラウド移行を加速して、その顧客企業が優れたビジネス成果を達成できるようにすることを目的とするオラクルのパートナープログラムです。OPNプログラムでは、パートナー企業は自社のGo-to-Market戦略に応じたトラックを通じてオラクルと協働することができます。そうしたトラックとして、オラクルクラウド上で構築またはオラクルクラウドと統合された製品またはサービスを提供するパートナー向けの「クラウドビルド」、オラクルクラウドテクノロジーを再販するパートナー向けの「クラウドセル」、オラクルクラウドサービスの実装、デプロイ、管理を行うパートナー向けの「クラウドサービス」、オラクルソフトウェアライセンスまたはハードウェア製品の構築、保守、または販売を行うパートナー向けの「ライセンス&ハードウェア」が用意されています。お客様は、製品ファミリーまたはクラウドサービスに関する専門知識を獲得したOPNパートナーを選ぶことで、ビジネス目標の達成を促進できます。詳細は、http://www.oracle.com/partnernetworkをご覧ください。

Oracle、Java及びMySQLは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。

当プレスリリースは、2022年6月23日(現地時間)にKyndrylが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照してください。https://www.kyndryl.com/us/en/news/2022/06/2022-06-23-kyndryl-announces-partnership-with-oracle-focused-on-cloud-services