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エッジコンピューティングとは?

エッジコンピューティングとは

エッジコンピューティングは、分散コンピューティングモデルであり、オープンな情報技術(IT)アーキテクチャーです。フォグコンピューティングと呼ばれることもあります。 このパラダイムは、必要な場所に向けてコンピューター・データ・ストレージを送り、モバイルコンピューティングとモノのインターネット(IoT)のテクノロジーを可能にします。

エッジコンピューティングは、アプリケーション、データ、コンピューティング能力のサービスを、一元管理された場所から離して、ユーザーに近づけます。 このデータは、データセンターに送信される代わりに、デバイス、ローカルのコンピューターまたはサーバーによって処理されます。

エッジコンピューティングでの計算は、その大部分または全体が、分散デバイスノード上で実行されます。 エッジコンピューティングは、分散システムテクノロジーが物理的世界とやりとりする、アクションの実行場所に近づける必要があるあらゆるアプリケーションに焦点を当てています。 このアプリケーションは一元管理されたクラウドとやりとりする可能性がありますが、エッジコンピューティングは、一元管理されたクラウドとの接続は必要ありません。

エッジコンピューティングのメリットは?

企業は、エッジコンピューティングがもたらす数多くのメリットを認識する必要があります。 このネットワークアーキテクチャーへの最新のアプローチには、コンテンツを提供することやIoT市場に参入すること以上の利点があります。

スピード

データストリームの加速は、エッジコンピューティングによって可能になります。レイテンシーのないリアルタイムのデータ処理もその一部です。 これにより、スマートアプリケーションやデバイスは、データが作成されるとほぼ即時に応答できます。 ラグ時間の大幅な短縮は、自動運転車のようなテクノロジーに大きな影響を及ぼし、ビジネスにも同様に大きなメリットをもたらします。

このようなレイテンシーの短縮は、ミリ秒ではなくマイクロ秒で測定できるものです。 ダウンタイムがさらに増えることで会社に何千ドルものコストが発生する可能性があるならば、エッジコンピューティングが提供するスピードという利点は逃すことのできないものです。

効率性とセキュリティー

エッジコンピューティングにより、効率的なデータ処理が可能になります。特にデータソースの近くで大量のデータが処理できるようになります。 このプロセスにより、インターネット帯域幅の使用とコストが削減され、リモートロケーションからアプリケーション効率を最適化するのにも役立ちます。 パブリッククラウドに配置せずにデータを処理することで、機密データを処理する企業向けのセキュリティー層が追加されます。

エッジコンピューティングを使用するネットワークには単一の弱点がなく、サイバー攻撃に対する脆弱性が低くなります。エッジコンピューティングは、処理、ストレージ、アプリケーションを、幅広いデバイスとデータセンターに分散させるためです。

サイバー攻撃が発生した場合、アーキテクチャーが分散した状態であるため、セキュリティープロトコルの設定が可能になります。 サイバーセキュリティーは、ネットワークの侵害された部分を遮断し、ネットワーク全体をシャットダウンせずに問題箇所のみ隔離することができます。

分散状態では、一度にリスクにさらされるデータ量も削減されます。 通常、データがローカルドライブ上で処理されてから中央のデータセンターに転送されるため、インターセプトに対して脆弱なデータ量は低減します。 デバイスが危険にさらされた場合でも、そのデバイスにはそのローカル・ドライブ上で検出された限られた量のデータしか含まれません。 この分散状態のデータセキュリティのメリットは、従来の、侵害されたサーバーによって開示されていたデータのキャッシュと比較すると明らかです。

拡張性と汎用性

エッジコンピューティングは、企業専用のデータセンターに対する低コストの代替手段です。IoTデバイスとエッジ・データセンターの組み合わせによってコンピューティング能力の強化を可能にします。 また、処理対応のエッジ・コンピューティング・デバイスは、増大する成長コストを削減します。デバイスを追加しても、ネットワークの帯域幅の需要は大幅に増加しないためです。

この拡張性によりエッジコンピューティングの汎用性が高まり、ローカルのエッジデータセンターと足並みを揃えた企業は、適切な市場に集中できます。コストのかかるインフラストラクチャー拡張は不要となります。 そして、経済状況が変化した場合には、素早く他の市場にシフトできます。 

エッジデータセンターにより、物理的な距離やレイテンシ 中断のないストリーミングサービスを提供するコンテンツプロバイダーにとって、このメリットはかなり重要です。  

エッジの活用

機械学習は、人間が、IoTを使用する新しくエキサイティングな方法を発見するのに役立ちます。エッジベースの処理システムは、通常はプログラマーが行う制御を担います。 これらのシステムは、データの迅速な受信方法、送信方法と分析方法、保持または無視するデータの決定方法を含め、大量のデータを管理します。 

よりスマートなデバイスの要求に対応するには、IoTのエッジコンピューティングが進化し、よりインテリジェント化される必要があります。 2017年、キンドリルはUnified Inbox社と協力して、インテリジェントなIoTメッセージング・プラットフォームを作成しました。 このシステムは、Unified Inbox社の、20以上の国際メッセージング・プラットフォームおよびプロトコルと互換性のあるプラットフォームであるUnificationEngine®上で、自然言語と会話型のインテリジェンスをサポートするためにIBM Watson®を使用しています。 このシステムの実用的なアプリケーションは、一般的なオンライン通信をはるかに超え、輸送アプリケーション、イベント向けアプリケーション、緊急時の警告アプリケーションを最適化できるまでになっています。

どう支援できるのか

Edge Delivery Servicesは、エッジコンピューティングを企業に提供します。また、顧客体験の改善、Webパフォーマンスの向上、セキュリティーの強化に役立つ、専用のクラウドサービスを備えています。 

今日の企業での優れた顧客体験はWebアプリケーションから始まります。 応答時間の遅れやダウンタイムは、高い放棄率、顧客満足度の低下、収益の減少、ブランドロイヤルティーの低下につながります。 以下に、エッジ・デリバリー・サービスが提供する複数のメリットを紹介します。

  • インターネットからエンタープライズクラスのネットワークへの変革を支援し、Webアプリケーションに対する予測可能なパフォーマンスと保護を提供します。
  • ビジネスWebサイトをより高速かつ安全に運用できるようにし、デバイス接続ポイントでの第一の防御線を実現します。 この第一の防衛線は、Web送達を保護し、ビジネスに対する停止、改ざん、データ盗難のリスクを軽減します。 
  • 予測可能で高品質なエンド・ユーザー・エクスペリエンスを提供します。さらに、インフラストラクチャーコストと管理の複雑さを最小限に抑えながらパフォーマンス上の問題やダウンタイムを回避する、拡張性の高いネットワークを提供します。
  • Webビジネスの俊敏性を促進し、消費ベースのWebアプリケーション向けクラウド・サービスによるビジネスの変革をサポートします。

Edge Delivery Serviceが企業を変革する方法の詳細については、キンドリルの担当者と相談をスケジュールしてください。

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