メインコンテンツにスキップ

インドDilip Buildcon Limited社

主要なインフラストラクチャー・プロジェクトに対し、統合された、費用効果の高い管理によりインドの成長を促進する

インドのボパールに本社を置く

Dilip Buildcon社は、1987年に設立され、インド最大の道路建設業者に成長しました。 Dilip Buildcon社は、道路、高速道路、都市開発、鉱業、灌漑分野で事業を展開しており、35,000人以上の従業員を雇用しています。

お客様課題

資本集約的なインフラストラクチャー・プロジェクトを立ち上げる際のリスクを最小限に抑えるために、Dilip Buildcon社はコストの厳格な管理を目標としていましたが、サイロ化された作業方法によって効率性の特定が困難になっていました。

ソリューション

Dilip Buildcon社は、Kyndryl™(旧IBMインフラストラクチャー・サービス)と連携して、管理されたIBM Cloud©で実行されるSAP S/4HANAアプリケーションを利用した統合され、標準化されたワークフローを展開しました。

結果

コストを削減し、年間700万米ドルの節約を達成

運転資本を5%削減し、流動性を高め、リスクを軽減

Kyndrylアクセラレーターにより、ソリューションの展開が最大50%高速化

成長機会を目指して

インドでは、道路建設や橋梁建設などの重要なインフラストラクチャー・プロジェクトが、国の急速な発展の主要な要素であり続け、エンジニアリングや建設業界に数百万ドルの機会を生み出しています。

インド経済の成長に伴い、Dilip Buildcon社も急成長を遂げ、同社は 35,000人を超える従業員を擁し、年間40件以上のプロジェクトを手がけています。 Dilip Buildcon 社は、その急成長を継続するために、毎年携わる主要なインフラストラクチャー・プロジェクトの件数を増やすことを目指しています。

Dilip Buildcon 社のゼネラル・マネージャーである Devendra Goyal 氏は次のように説明します。「インドでは、インフラストラクチャー・プロジェクトが非常に注目されており、この分野に投資することは、チャンスであると同時に課題を抱えることにもなります。 原材料、燃料などにかかるコストは、合計で年間収益の 50% を占めることも稀ではありません。

「当社の運転資金要件は厳しく、支出に対する効果的な管理が重要です。特に並行してさらに大規模なプロジェクトを数多くこなすことを目指しているのですから。」

Dilip Buildcon 社はこれまで、手動の非集中プロセスによってインド全土での運用を推進していました。

65 カ所以上の拠点と数千人の従業員を抱える同社にとって、この方法では、ビジネス全般の資産、負債、資本を一元的に正確に把握することを困難で、会社のの流動性リスクを高めていました。

費用対効果の高い調達の決定にも課題がありました。 サプライヤーとの関係を明確に把握していなかかったため、契約の交渉や資材の購入について、一貫性のある費用対効果の高い方法を確保することができませんでした。 原材料がビジネス全体のどこにあるのかを把握しなければ、組織内の他の部分のギャップを埋めるために、未使用のインベントリーを移動する機会を特定することもできませんでした。

Devendra Goyal 氏は次のように続けます。「ビジネスを効果的に管理できていない場合、ビジネスを拡大し続けると重大なリスクが発生することは明らかでした。 この課題を解決するために、私たちは標準化・統合化されたビジネス・プロセスの構築に着手しました。」

デジタル・トランスフォーメーションを推進

目指す業務形態をサポートするために、Dilip Buildcon 社は、インテリジェントな自動化された ERP プラットフォームである SAP S/4HANA を選択しました。

ビジネス・インテリジェンス、 財務と管理、人事、資材管理 その他のアプリケーションを備えた SAP S/4HANA ソリューションは、Dilip Buildcon 社が単一の最高品質のプラットフォームでエンドツーエンドのビジネス・プロセスを管理できるようにします。

SAP Business Objects Business Intelligence Suiteと結合されたソリューションは、ボタン1つで正確でタイムリーな洞察を提供します。

Dilip Buildcon 社の IT 部門の責任者である Sandeep Pote 氏は、「SAP S/4HANA を選んだのは、ビッグデータを利用するように設計されているからです」と振り返ります。

「資本集約的なプロジェクトの数が増えるにつれ、リスクを管理するには、信頼できる情報にすばやくアクセスし、それに基づいて行動する能力が不可欠であることを理解していました。 SAP S/4HANAにより、まさにそれを実現することができます。

Dilip Buildcon社は、ITインフラストラクチャーへの多額の先行投資を避けるために、Kyndrylのフル・マネージド・ソリューションであるApplications Management for SAP Solutions on IBM Cloudの導入を決定しました。

さらに、この方法を採用することで大規模なインフラストラクチャー・チームを編成する必要がなくなり、代わりに人材を付加価値のあるタスクに集中させることができます。

新しいワークフローを作成する

デジタル・ビジネス・プロセスを設計し、SAPアプリケーションを構成して、新規ワークフローに

対応するため、Dilip Buildcon社は、Kyndrylのチームと契約しました。 SAP アプリケーション開発に Kyndryl Ascend 手法を採用することで、Kyndryl チームは、設計、開発、テスト、妥当性検査の一連の段階を経て、Dilip Buildcon 社がデジタル・トランスフォーメーション・プロジェクトを推進していくのを支援しました。

デザイン思考、アジャイル、DevOps のようなベストプラクティスのエンジニアリング原則を活用した SAP アプリケーション開発方法により、Kyndryl は、SAP 管理ダッシュボードを初めとする Dilip Buildcon 社の主要な成果物を最大 50% 加速することができました。

大々的な導入に続き、Dilip Buildcon社は、SAP S/4HANAソリューションを35,000を超える従業員に提供しました。これは、インドで最大のSAPソリューションの展開の1つです。

「導入過程で、私たちは [Kyndryl] 社のチームの幅広く深い経験と業界の専門知識に強い感銘を受けました」と、Sandeep Pote氏はコメントしています。

「当社でのSAP S/4HANAの導入は複雑で、大幅なカスタマイズが必要でしたが、[Kyndryl] 社は、プロジェクトの各段階で効果的にサポートしてくれました。 特に、この規模のデジタル・トランスフォーメーション・プロジェクトにとって非常に重要な変更管理と知識移転の分野における [Kyndryl] チームのコンピテンシーはすばらしいものでした。」

また、Dilip Buildcon 社の取締役兼最高経営責任者 (CEO) の Devendra Jain氏は、次のように付け加えました。「約 2 年半前に遡りますが、SAP S/4HANA の導入から始めてビジネスの変革をする、と決定してよかったと思っています。 それ以来、[Kyndryl]は私たちにとって信頼できるパートナーです。 プロジェクトの各段階で、関連する業界や技術的な専門知識を提供し、Dilip Buildcon のステークホルダーと緊密に連携することで、[Kyndryl] 社は、このプロジェクトを共に歩んでいるのだ、と確信させてくれました。

当社のプロジェクトは、インドの中でも最大級の導入規模を誇ります。 私にとって、このソリューションを最大限に活用した機能は、資産管理、燃料と調達およびプロジェクト管理です。特に契約と請求、人事と生産部門のものです。 ソリューションのダッシュボードは、私が決定を下すのに個人的に役立ってくれることでしょう。 「最も得意とする分野にテクノロジーを導入するという当社の夢を実現し、さらに、この分野で最高のグローバル・プレーヤーである [Kyndryl] 社および SAP 社と提携できたことは、私に満足と誇りを与えてくれています」。

成長の基盤を築く

IBM CloudにSAPS/4HANAによって推進される統合ビジネス・プロセスを採用して以来、Dilip Buildcon社は、インド全土での運用について前例のない可視性を獲得しています。 これらの洞察を備えた同社は、費用対効果を改善する機会を明らかにしており、急速な成長のビジネス・リスクを軽減しています。

「SAP S/4HANAは、既に役立っており、私たちの働き方に対し根本的な変化を推進しています」とDevendra Goyal氏は説明します。

「資産と在庫を正確かつタイムリーに把握できるようになったため、スペア・パーツと原材料についての要件をより高い精度で予測し、組織の各部分で最適な在庫レベルを維持できます。 予測が改善されたことによって、運転資金の要件が5%削減され、追加のインフラストラクチャー・プロジェクトに投資できるようになりました」。

Dilip Buildcon社の事業開発責任者のKaran Suryavanshi氏は、次のようにコメントしています。「私たちは[Kyndryl]とSAPと共に歩み始めました。挑戦的な道のりになることはわかっていましたが、付加されていく価値などは計り知れません。

現在、運用がより合理化され、アクティビティー・レベルでの運用の可視性が向上しています。 私たちのような組織にとってこれは、はるかに迅速に拡張、拡大するに役立つわけですから、非常に重要です。 当社の従業員は今、目標を達成することについてさらに自信を持っています。

SAP S/4HANAは、私たちが始めたときに考えていた唯一の製品であり、ソリューションに対する私たちの信頼は今や完全に正当化されています。 [Kyndryl]は信頼できるアドバイザーであり、これを成功させるために組織内のすべての人と緊密に協力してきました。

私たちは歩み続け、生み出された価値がさらに大きくなることを期待しています」。

Devendra Goyalは、締めくくります。「国家規模のインフラストラクチャー・プロジェクトは、インドの経済的な成功を牽引する要素の 1 つです。 [Kyndryl] と SAPソリューションで達成した運用効率により、これまで以上に多くの建設プロジェクトに取り組むことができます。これによって、当社がわが国の将来において重要な役割を果たし続けることを確実にしています。」